水圧試験とは、ボイラーやタンクにおける完成検査の1つとして実施される耐圧試験の1つのこと。
水圧試験は、主に配管の接合部からの漏水性/耐久性を確認するものである。
水圧試験の方法としては、配管の開口部をプラグ/めくらフランジ等で密閉し、配管中の空気を抜きながら満水した後、
水圧テストポンプで所定試験圧力まで上げて一定時間放置して、圧力計が下がらないことを確認するとされる。
なお、水圧試験は配管の隠ぺい/埋戻し前/保温/塗装前に実施するとされる。
ちなみに、水圧試験は系統全体を一度に試験することが望ましいとされるが、
やむを得ず部分毎に分ける場合は、接合部の目視又は接触による確認が必要とされる。