壁式構造

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分類名:
追加日:
2024/1/18
「壁式構造」は、建物の構造を柱や梁ではなく主に壁で支える方式で、「壁構造」とも呼ばれます。
これは主に鉄筋コンクリート造で、壁や床板などの平面的な構造材を組み合わせている特徴があります。
柱が存在せず、面だけで構成される箱状の骨組みが形成されます。
壁全体が躯体を支え、床と壁が接合しているため、軸組構造と比べてコストが低く、強固であることが多いです。
「壁式構造」は壁式鉄筋コンクリート構造や壁式コンクリートブロック構造などに分類され、主に中低層の建物、
例えば5階以下の鉄筋コンクリートマンションなどの集合住宅に採用されます。
柱や梁が室内に存在しないため、室内を広く使うことができます。
ただし、構造上、一定の壁量が必要であるため、開口部の取り方(窓など)が制約されることがあります。
関連用語:
軸組構造 : 主に柱や梁で建物の荷重を支える構造。
鉄筋コンクリート : 鉄筋を組み込んだコンクリートで構成された建築材料。
集合住宅 : 複数の住戸が同じ建物内にまとまっている住宅形態。
現場管理における重要性:
壁式構造の特性や利点を理解することで、建設プロジェクトにおいて最適な構造の選択が可能となります。
現場管理者は設計図を詳細に確認し、施工作業を適切に調整する必要があります。
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