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仮締め

重要度:未設定です
分類名:
追加日: 2024/1/18

「仮締め」は、ボルトやナットを締め付ける作業において、本締めまでの一時的な締め付けを指します。
通常、鉄骨のボルト接合などでは、仮締めボルトを使用して摩擦面を密着させ、プレート同士を一体化させます。
特に鉄骨の場合、配列や配置に工夫が必要で、1ヵ所においては1/3程度で2本以上をバランスよく配置することが求められます。
また、高力ボルトを使用する場合は、注意が必要であり、
特別な場合を除いて本締め用の高力ボルトと兼用することは避けられることがあります。
これは、ねじ山やナット潤滑処理面が湿気などで変質する危険性があるためです。

関連用語:
 ボルト接合     : 部材同士をボルトで接合する方法。鉄骨や橋梁などでよく使用される。
 エレクションピース : 溶接接合される部品や部材。通常、鉄骨の構造物において使用される。
 高力ボルト     : 強度が高く、主に建築構造物の組み立てに使用されるボルト。

現場管理における重要性:
 仮締めは建設現場において構造物を組み立てる際の重要な作業の一環です。
 正確な仮締め作業が行われることで、構造物の一時的な安定性や正確な組み立てが保証され、
 後続の作業がスムーズに進むことが期待されます。

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