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差し筋

重要度:未設定です
分類名:
追加日: 2023/5/17

差し筋とは、建物を一体化させるために既存のコンクリートに鉄筋を打ち込む工法です。
この打ち込まれた鉄筋自体も「差し筋」と呼ばれます。
新たに打ち込んだコンクリートだけでは建物は一体化しないため、削孔して鉄筋を差し込むことで結合させます。

一般的に、横方向への鉄筋追加は型枠の邪魔で難しいため、後施工アンカーを使用して鉄筋をつなぐ方法が選ばれます。
後施工アンカーを使う際は、鉄筋にネジを切るなどの加工が必要ですが、鉄筋と一体化した製品を使用することもあります。
差し筋は新旧のコンクリートを鉄筋で結ぶ有効な方法ですが、注意すべき点も存在します。
新旧のコンクリートを結ぶのは鉄筋だけであり、他の結合要素が存在しないことに留意が必要です。

関連用語
 鉄筋、コンクリート、型枠、後施工アンカー

差し筋は建築物の強度や一体化を高める重要な工程ですが、鉄筋以外の結合要素による補強も重要です。

ハッシュタグ
 #差し筋 #後施工アンカー #建築工法 #鉄筋 #コンクリート

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