矩尺

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分類名:
追加日:
2024/1/18
「矩尺(かねじゃく)」には二つの意味があります。
まず、ひとつ目は、目盛りのない直角に曲がった物差しで、主に大工などで使用される道具です。
これは「差し金(さしがね)」とも呼ばれ、かつてのさしがねの前身とされ、
現代では「曲尺(かねじゃく)」とも呼ばれることがあります。
ステンレス製でL字型になっており、表面に通常のセンチメートルや尺目盛りがあります。
裏側には裏目や丸目が刻まれており、基準や切断を示す印を墨付けするために使用されます。
裏目と表目を組み合わせて、様々な角度での表現が可能です。
二つ目の意味は、長さの単位で、単に「尺」とも呼ばれます。1尺は約10/33メートルとなっています。
関連用語:
差し金(さしがね) : 木材などの寸法を測るために使われる工具で、矩尺の前身とされる。
曲尺(かねじゃく) : 矩尺の別名で、直角に曲がった物差しを指す。
墨付け : 材料に基準や切断位置を示すために、矩尺や他の道具を用いて墨をつける作業。
現場管理における重要性:
矩尺は建設現場において正確な寸法測定や基準設定に欠かせない道具です。
特に大工仕事や建築工事において、正確で直角な測定が求められる場面で頻繁に使用されます。
現場管理者は作業の精度向上のために、適切な矩尺の選定と使用を重要視するべきです。
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