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勾配

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分類名:
追加日: 2023/5/26

「勾配」とは、傾斜面の傾きの程度、または斜面のことで、傾斜面の水平方向の変化に対する、水平面からの距離の比を言う。
屋根勾配の場合は、角度で表す他、水平距離10に対しての高さが3であるときには、
3/10というように表し、この場合は3寸勾配と呼ばれる。
また勾配が10/10のときには、数字ではなく、矩勾配と呼ぶ。
なお、屋根の場合、雨漏りなどの問題を防ぐために、使用する仕上げ材により、必要最低勾配がそれぞれ決まっており、
5寸勾配以上は、施工上屋根足場が必要だ。
また、築堤や土止め壁などの法面勾配は、垂直距離に対する水平距離の割合で表現する。
一般的な築堤の法勾配は、垂直距離1に対して水平距離1.5となる。

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