見切りとは、建築物の内外装において仕上げ部分の切れ目や境界線を指します。
これらの部位に使われる材料は「見切り材」と呼ばれます。

一般的には、床見切り、壁見切り、天井見切りなどの種類があります。
また、使用される材料も多岐にわたり、ステンレス製、アルミ製、木材製、樹脂製など様々な種類が存在します。

床見切りは、イメージしやすい例として、
住宅の場合は「フローリングとタイルの境界」「フローリングとタイルカーペットの境界」などが挙げられます。
オフィスなどでは、「石張りとタイルの境界」「長尺シートとタイルカーペットの境界」などがその例です。
異なる素材同士を接する場合、見た目や施工性が損なわれることがあります。
境界を美しく整えるためには、見切り材が利用されます。一般的には、ステンレス製の見切り材が広く使われています。
さらに、「床と壁の見切り」「壁と天井の見切り」など、
床面と壁面、壁面と天井面がぶつかる場所でも見切り材が使用されることがあります。

関連用語
　仕上げ部材、建築内装、境界線、内外装

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