元金

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分類名:
追加日:
2024/11/28
「元金」とは、住宅ローンなどの借入金(融資金)そのものを指す用語です。
元金に所定の利率をかけたものが金融機関に支払う**「利息」**となります。
住宅ローンの返済は、
「元金の返済」と「利息の支払い」を合わせて行う仕組みですが、
特に返済初期は利息の割合が高く、なかなか元金が減らないことが一般的です。
返済が進むにつれて元金が減少し、
その時点での元金残高を「ローン残高」と呼びます。
元金が早く減るほど支払う利息も少なくなるため、
住宅ローンの返済時にはできるだけ金利が低く、
短期間で返済することが重要です。また、通常の返済とは別に、
**元金の一部を前倒しで支払う「繰り上げ返済」**という方法もあります。
特徴
・借入金(融資金)そのものを指す。
・元金に利率をかけたものが「利息」となる。
・住宅ローン返済初期は、利息の割合が大きく元金がなかなか減らない。
・ローンの「繰り上げ返済」により、元金を減らすことができる。
現場監督にとっての重要ポイント
・建築工事では、施主の資金計画に関わるため、
住宅ローンの仕組みを理解しておくことが重要。
・元金が減るほど利息負担が軽くなるため、
ローン計画のアドバイスができると信頼につながる。
・住宅ローンの「繰り上げ返済」について知っておくと、
顧客の資金計画相談にも対応しやすい。
・工事請負契約の際、
金融機関からの融資実行のタイミングを把握することが必要。
関連用語
・利息(借入金にかかる費用)
・ローン残高(残っている元金の金額)
・繰り上げ返済(元金の一部を前倒しで返済する方法)
・金利(元金に対する利息の割合)