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合成樹脂製可とう電線管 

重要度:未設定です
分類名:
追加日: 2023/5/24

合成樹脂製可とう電線管は、電線管の種類の一つで、可とう性を持った合成樹脂製の電線管です。
この管は硬質ポリエチレンの波付き管の上に軟質塩化ビニルを被覆したもので、
機械的強度は金属電線管ほどではないが、耐候性、耐久性、耐衝撃性に優れています。
主な用途としては、コンクリート打ち込み、埋設、壁内ケーブル保護など多様に利用されます。

この管は様々な種類があり、使用目的によって使い分けが必要です。
例えば、「CD管(Combined Duct)」はコンクリート打ち込みに使われ、
非耐燃性で自己消化性がなく、主にオレンジ色をしています。
一方、「PF管(Plastic Flexible Conduit)」は耐燃性があり、自己消化性を持ち、埋設施工に使用されます。
また、「PFS管」は露出や隠ぺい部、コンクリート埋設に最適な単層構造の管であり、
「PFD管」は複層構造で同様の用途に利用されます。

この種の電線管は多くの利点を持っています。例えば、曲げやすい性質を持ち、複雑な場所でも素早く施工できます。
軽量であり、運搬も容易で、切断が簡単でネジ切りが不要です。
さらに、通線性が高く、電線の引き込みがスムーズに行えます。耐久性や耐食性もあり、幅広い用途に利用されています。

関連用語
 可とう電線管、耐燃性、コンクリート打ち込み、露出部、埋設施工

ハッシュタグ
 #合成樹脂製可とう電線管 #電線管 #建設材料 #耐燃性 #建築用材

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