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木拾い

重要度:未設定です
分類名:
追加日: 2024/11/28

「木拾い」とは、工事費を算出するために必要な木材の数量や等級を計算し、
一覧表にまとめる作業のことです。
「木積もり(きづもり)」と呼ばれることもあります。
主に設計図書をもとに、必要な木材の種類・本数・寸法などを拾い出し、
金額を算出する作業です。

特に木造軸組工法では、1本ずつ詳細に拾い出す必要があり、
木材の寸法や使い方についての知識が求められます。
また、**「定尺で拾う」**作業もあり、単純な数量計算だけではなく、
施工方法の理解が不可欠です。

最終的に作成される一覧表は「積算表」とは呼ばず、
**「木拾い表」**と呼ばれます。

特徴
 ・設計図書をもとに、必要な木材の数量・等級・寸法を算出する。

 ・木造軸組工法では、1本ずつ確実に拾い出す必要がある。

 ・「定尺で拾う」作業が含まれるため、材料の使い方の知識が不可欠。

 ・出来上がった一覧表は「木拾い表」と呼ばれる。

現場監督にとっての重要ポイント
 ・木拾いの精度が施工コストに直結するため、正確な計算が求められる。

 ・木造の構造や工法を理解しなければ、適切な木拾いができない。

 ・定尺材の考え方を理解し、無駄の少ない拾い方を心がける。

 ・積算作業の基礎となるため、見積もりや発注の際にも重要な知識となる。

関連用語
 ・木積もり(きづもり)(木拾いの別称)

 ・定尺(ていじゃく)(決まった寸法の材料)

 ・積算(せきさん)(工事費の算出作業)

 ・設計図書(せっけいとしょ)(設計図や仕様書などの総称)

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