飼いモルタル

重要度:未設定です
分類名:
追加日: 2024/1/18

「飼いモルタル」は、主にレベルの調整や裏込めモルタルに使用されるモルタルの一種です。
構造的な強度が求められない場合に使用され、主に不陸をなくし、通りを合わせるために利用されます。
床に飼いモルタルを使用する場合、転ばし床下地の根太の下や大引の下に敷かれ、
これによって高さを一定のレベルに調整することが可能となります。
建築工法上、水平で同じ面に調整する必要があるため、飼いモルタルは欠かせない要素となります。
構造的な利用はされませんが、床面におけるクッション性の感触に違いが現れることがあります。
また、大理石などを壁に貼る際にも使用されますが、空隙ができると強度的な問題が生じ、通りもそろえることが難しくなります。

関連用語:
 モルタル    : 砂、セメント、水を混ぜて作られる建築材料で、主に壁や床の仕上げに使用される。
 レベル調整   : 表面を平らに整えることで、水平や垂直の基準を合わせる工程。
 裏込めモルタル : 特定の箇所にモルタルを充填することで、補強や調整を行うためのモルタル。
 転ばし床下地  : 床下地に施される調整工法で、床の高さを均一にするための手法。
 大理石     : 高級な建築材料として使われる石の一種で、主に装飾や仕上げに利用される。

現場管理における重要性:
 飼いモルタルは建築工事において、床や壁などの表面を整え、水平や垂直の基準を合わせるために欠かせない素材です。
 現場管理者は工法や用途に応じて的確に飼いモルタルを選定し、正確な施工を確保する必要があります。

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