所有権保存登記

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分類名:
追加日:
2024/12/13
特徴
所有権保存登記とは、新築の建物や所有権が未登記の建物について、
その所有者を法的に証明するために行う登記です。
土地と異なり、建物は新たに完成した時点で登記記録が存在しないため、
所有権保存登記を行う必要があります。
この登記を行うことで、所有者としての権利を
第三者に主張することが可能になります。
重要ポイント
・対象建物:
新築の建物や未登記の建物が対象。
・申請者:
原則として建物の所有者が申請者となります。
・必要書類:
建物の表題登記が済んでいることが前提で、
所有権を証明するための書類(売買契約書や建築確認書など)が必要です。
・登記の意義:
所有権保存登記を行うことで、法律上の保護を受けることができ、
第三者に対して所有権を明確に主張することが可能です。
現場管理における重要性
・契約の円滑化:
所有権が明確であることで、売買や賃貸借契約をスムーズに進められます。
・トラブル防止:
建物の所有者を明確にすることで、不動産取引におけるトラブルを
未然に防ぐことができます。
・金融機関とのやり取り:
融資を受ける際にも所有権保存登記が求められる場合が多く、
金融機関との取引を円滑に進めるために重要です。
関連用語
・所有権移転登記
・表題登記
・登記識別情報
・不動産登記法