間知石

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分類名:
追加日:
2024/12/3
間知石とは、擁壁や土留めの構造物に用いられる規格化された石材です。
平行六面体の形状を持ち、規則的に積み上げることで
高い耐久性と安定性を実現します。
主に道路や斜面の補強工事で使用されることが多いです。
特徴
・形状の規格化
平行六面体の形状を持ち、一定の規格に基づいて作られているため、
積み上げる際に効率が良く、仕上がりが整います。
・高い耐久性
自然石や人工石を使用するため、長期間にわたる耐久性が期待できます。
・透水性
積み方によって水が抜ける隙間を確保できるため、土圧や排水に対応可能です。
・美観の向上
規則正しい見た目が、景観を損なわずに土留めや擁壁として機能します。
現場監督としての重要ポイント
・設計図面の確認
使用する間知石の規格や数量を事前に確認し、施工計画に反映させます。
・基礎の準備
積み上げる前に基礎をしっかりと固め、均一な水平を保つことが重要です。
基礎が不安定だと、構造全体の強度に影響を及ぼします。
・正確な施工管理
積み上げる間知石が互いに密接し、隙間ができないように調整します。
また、排水構造を考慮しながら施工することが大切です。
・安全管理
作業中の石材落下や崩落を防ぐため、
作業員の安全確保や適切な作業手順を指導してください。
関連用語
・擁壁:土圧を支えるための構造物で、間知石がよく使われる。
・土留め:土砂の崩落を防ぐための設備。
・排水構造:土留めや擁壁で水が溜まらないように設けられる排水設備。
・自然石:天然石材を使用した間知石。
・人工石:コンクリート製の間知石で、形状が均一。