高強度せん断補強筋は、せん断補強筋の一種で、通常のものよりもはるかに強度が高い特性を持っています。
一般的なせん断補強筋の強度が295N/㎟に対し、高強度せん断補強筋は785N/㎟と、3倍近い強度を持っています。
この特性により、せん断耐力の向上が期待されます。

　普通のせん断補強筋の強度：σ＝295N/㎟
　高強度せん断補強筋の強度：σ＝785N/㎟

この種の補強筋には、D10、D13、D16の鉄筋径が存在します。
形状としては、135度フック付きや溶接閉鎖型などのオプションがあります。

複数の企業が高強度せん断補強筋の製品開発を行っており、それぞれ異なるせん断耐力の強度式を持っていることがあります。
そのため、使用する際には各製品の特性を把握し、注意が必要です。

関連用語
　せん断補強筋、鉄筋、せん断耐力

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