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胴縁

重要度:未設定です
分類名:
追加日: 2023/6/1

「胴縁」とは、柱やコンクリートなどの主体構造物に、
羽目板やボード類または波形鉄板などを取り付けるために用いる下地部材のこと。
梁に壁を直接固定することはできず、またできたとしても強度的に弱くなるため、
まず梁に胴縁を留め、その胴縁に壁を貼り付けて強度を出している。
胴縁は主にCチャンと呼ばれるリップ溝型鋼が用いられており、強軸方向と弱軸方向で明確な強度差がある。
そのため、風圧力に耐える強度を出すために、壁材を縦方向に貼り付けるのなら横胴縁、横方向なら縦胴縁となり、
風圧力と壁重量を計算してそれぞれの検定比から強度を計算しなければならない。
また、外壁に通気層を設けるために施工される物は、通気胴縁と呼ばれている。

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