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泡消火器

重要度:未設定です
分類名:
追加日: 2024/1/17

「泡消火器」は、化学的な反応によって泡を生成し、それを放射して使用する消火器の一種です。
通常の消火器よりも重量があり、A剤とB剤を内部で混合させるメカニズムを採用しています。
この消火器はひっくり返すことで混合反応が発生し、二酸化炭素が生成されて薬剤が放射されます。
泡消火器には3つの異なるタイプが存在しますが、地震などで倒れても反応してしまう転倒式は
安全性の観点から現在は製造されていません。

特徴と注意点:
 泡消火器に使用される薬剤は劣化しやすく、1年ごとに詰め替えが必要です。
 制炎効果が高く、油火災にも有効です。
 放射時間が長く、約9mの距離まで泡を届かせることができます。
 ただし、高電圧の電気設備には使用できず、感電の危険性があるため注意が必要です。

関連用語:
 消火器  : 火災を鎮火するための装置で、様々な種類があります。泡消火器はその一種です。
 制炎効果 : 火を抑える効果のことで、泡消火器はこの効果が高いとされています。
 転倒式  : 消火器を倒すことで作動する仕組みを指し、泡消火器はかつての一般的なタイプでした。

現場管理における重要性:
 泡消火器は火災対策の重要なツールであり、特に油火災など幅広い火災シーンに対応できることから、
 建設現場や施設の安全管理上で必要不可欠です。

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