「防炎ラベル」とは、防炎性能が確認された製品に貼付されるラベルで、
製品が火災時に火が燃え広がらないことを証明しています。防炎ラベルは、特にカーテンやカーペット、
建材などの内装材に付けられることが多く、これらの製品が火災時に燃え広がるのを防ぐ役割を果たします。
日本では消防法に基づいて、防炎性能が認められた製品には必ず防炎ラベルが表示されます。
このラベルがついていることで、火災対策が施された製品であることが証明され、
公共施設や商業施設などの建物で広く使用されています。

特徴
　・防炎ラベルは製品の防炎性能を証明するものであり、一定の基準を満たした製品にのみ付けられます。

　・防炎性能を持つ製品は火災時に炎の広がりを抑え、安全性を高める役割を果たします。

　・防炎ラベルには製品の製造元や認証番号などが記載されており、性能が証明された製品であることが明示されます。

　・消防法に基づき、防炎ラベルが付けられた製品は、公共施設や商業施設などで使用することが義務付けられています。

重要ポイント
　・防炎ラベルが付けられた製品は火災時に重要な役割を果たします。
　　現場監督としては、設計段階で防炎ラベルが必要な場所に適切な製品を使用することを確認することが大切です。

　・防炎ラベルは信頼性の証であり、設置される場所が消防法に基づいて適切であるかを確認することが求められます。

　・防炎ラベル付きの製品は、現場で使用する前に必ず確認し、ラベルが正しく表示されていることを確認する必要があります。

　・定期的なメンテナンスや点検も重要です。
　　製品の劣化や取り付け状態に問題がないかをチェックし、火災時に確実に機能するようにすることが求められます。

関連用語
　・防火認証
　・消防法
　・耐火性能
　・防火設備
　・防火建材

現場管理における重要性
　防炎ラベルは、建材や内装材が火災時に燃え広がらないことを証明する重要な指標です。
　現場監督としては、防炎ラベルが適切に付けられている製品を選定し、設置場所に応じて使用することが求められます。
　また、施工後の点検も欠かせません。防炎性能が低下したり、ラベルが剥がれたりすることがないように、定期的に確認し、
　必要に応じて交換や補修を行うことが現場監督の責任です。
　防炎ラベルが確実に機能するように管理することで、火災時の安全性が確保されます。