防火設備

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分類名:
追加日:
2023/5/23
防火設備は、建物内の火災が広がるのを抑制し、延焼や拡大を防ぐために設置される設備です。
この設備は耐火性や遮炎性を持たなければなりません。
建築基準法で規定される防火設備には、次の2種類があります。
特定防火設備:防火区画や防火壁、建物の外壁の開口部、避難階段の入口などに設置され、
1時間以上の耐火性や遮炎性を持つ防火戸や防火シャッターなどが含まれます。
一般的な防火設備:外壁や防火区画の開口部に設置され、
20分以上の耐火性や遮炎性を持つ網入りガラスや袖壁などが含まれます。
建築基準法では、防火地域や準防火地域内の建物について、
外壁の開口部で火災が広がるおそれのある箇所には、必ず防火設備を設置するよう求めています。
広い意味では、防火戸や防火シャッターだけでなく、
火災報知設備や消火設備なども含めて「防火設備」と総称されることもあります。
関連用語
火災報知設備、消火設備、防火戸、避難階段
ハッシュタグ
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