キャブチェアとは、金属フレームに高品質なコードバン革を使用し、
デザイン性と耐久性を兼ね備えたサイドチェアの一種です。
1977年にイタリアの著名な工業デザイナー
マリオ・ベリーニによってデザインされ、
イタリアモダンを象徴する家具として広く知られています。

特徴
　・フレームは金属製で高い耐久性を持つが、
　　コードバン革で覆われており、金属の質感を感じさせない。

　・長期間の使用により、コードバン革が味わい深い風合いに変化する。
　
　・シンプルながらも、構造強度と機能美を両立している。
　
　・イタリアモダンデザインの代表的な椅子であり、
　　高級インテリアに採用されることが多い。

現場監督にとっての重要ポイント
　・オフィスやラウンジ、モデルルームのインテリア選定に関わる際、
　　デザイン性と耐久性を考慮する必要がある。
　
　・金属フレームと革素材の組み合わせにより、
　　適切なメンテナンスが求められるため、使用環境に応じた管理が必要。

　・建築デザインの一環として、モダンな空間演出に適している。

関連用語
　・コードバン革（耐久性の高い馬革の一種）

　・金属フレーム（建築や家具に用いられる構造材料）

　・イタリアモダンデザイン（ミニマルかつ機能的なデザイン様式）

　・マリオ・ベリーニ（著名な工業デザイナー）