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Cマーク

重要度:未設定です
分類名:
追加日: 2024/12/10

Cマークとは、木造建築物に使用される接合用金物の規格を示すマークです。
特に、**2×4(ツーバイフォー)工法などの木造建築物の継ぎ手や仕口**に
使用される金物に付けられます。

このマークは、財団法人日本住宅・木材技術センターが定めた
「木造建築物用接合金物の基準」を満たしていることを示しており、
安全性や耐久性が確保された金物であることを保証しています。

「C」は「Connector(コネクタ)」の頭文字であり、
接合金物としての役割を強調しています。

特徴
 ・木造建築の接合部(継ぎ手・仕口)に使用される

 ・財団法人日本住宅・木材技術センターが基準を設定

 ・強度・耐久性などの基準を満たした金物に付与される

 ・安全性が保証されており、信頼性が高い

 ・「C」はConnector(コネクタ)の略

現場監督としての重要ポイント
 ・使用する金物の確認
  Cマーク付きの金物を選定し、適切な場所に使用する。
  建築確認申請時や検査の際に、適合した金物を使用しているかチェックする。

 ・施工品質の管理
  金物の取付位置や固定方法を確認し、施工不良を防ぐ。
  必要なビスやボルトが正しく締め付けられているか、現場で点検を行う。
 
 ・構造計算との整合性を確認
  Cマークの金物が、設計図書や構造計算に基づいて
  適切に選定されているかを確認する。

 ・耐久性と維持管理の考慮
  湿気や腐食の影響を受けにくいように施工し、耐久性を維持する。
  必要に応じて、防錆処理や適切なメンテナンスを行う。

関連用語
 ・継ぎ手(つぎて):木材同士をつなぎ合わせる部分

 ・仕口(しぐち):木材同士を直角や斜めに接合する部分

 ・2×4工法:北米発祥の木造建築工法(枠組壁工法)

 ・構造金物:建築物の強度を確保するために使用される金物

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