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アベリア

重要度:未設定です
分類名:
追加日: 2023/5/26

アベリアは、公園や道路沿いに数多く植栽されています。
庭木としての利用はまだ少ないのが実情ですが、コンパクトで好みの大きさに剪定することができるうえに、
花が美しいのはもちろん、斑入りなど、葉の観賞価値の高い園芸品種もあっておすすめの花木です。
アベリアは、19世紀中期にイタリアで作出された交配種です。両親の長所である四季咲きといえるほど長い開花期や、
半常緑でありながら寒さに強いという特徴を受け継いだ、優秀な園芸品種といえます。
アベリアの野生種は、日本、中国、ヒマラヤ、メキシコに15種が分布する常緑、または落葉の低木で、
日本には4種が自生しています。
別名のツクバネウツギは漢字では「衝羽根空木」と書きますが、これはウツギに似た姿で、
プロペラのように広がる5枚の萼が花後も残り、羽根つきの羽根のように見えることに由来しています。

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