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つぎとろ

重要度:未設定です
分類名:
追加日: 2023/11/19

石張りにおいて石と躯体壁面の間に充填するモルタルをいう。裏込めモルタルという場合もある。
石裏全面にとろを充填する工法を総とろ工法、湿式工法、水平目地部分のみに充填するのを帯とろ工法という。
総とろ工法は主に外壁に用いられ、帯とろ工法は内壁にも医いられる。
とろは、石を下地材に接着させるのではなく、繋ぎ金物の移動を防ぐことと、雨水の侵入を防ぎ、
取付け金物をさびや凍害から守ることが主目的である。
内壁の場合でも、床面に近い部分は、外からの衝撃による割れを防ぐため、とろを充填する。

つぎとろを充填する場合の注意点は、以下の3点。
 ①とろによる圧力で石材が前に押し出されたり、変形したりしないように、数回に分けて少しずつ行う。

 ②石裏面、下地躯体面とも水洗いを行い、とろモルタルの接着をよくする。

 ③モルタルの硬化に必要な水分が躯体と医師にとられないようにする。
  充填されたところが流れ出さないように、目地部分には、帯状の発砲プラスチック材を詰め、
  とろが硬化したら取り除き、目地詰めを行う。
  総とろ工法の問題点としては、
   ①躯体の変形やひび割れや目地割れになりやすい。
   ②石材の種類や敦也によっては、とろが表に出て、白華の原因になりやすい。
   ③とろが硬化するまでは上段に積めない、などがあげられる。

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