トリムとは、カーテンの裾や縁に施される装飾のことを指します。
カーテンのデザイン性を高め、華やかな印象を与える役割があります。
「トリミング」とも呼ばれ、さまざまな形状や素材が用いられます。

特徴
　・装飾性が高く、カーテンのデザインを引き立てる。

　・**幅の細いレースやブレード（テープ状の装飾）**など、多様な種類がある。

　・**幅広のレース（マクラメ）**とは区別される。

　・フリンジなど、ブレードの一種もデザイン要素として重要。

　・カーテン以外にもクッションなどの装飾にも使用される。

現場監督としての重要ポイント
　・内装仕上げ工事におけるデザイン要素としての理解
　　トリムは、カーテンやクッションなどの装飾に使用され、仕上がりの印象を大きく左右します。
　　インテリアデザインにおいて細部の仕上げとして重要な役割を持つため、建築の仕上げ工事にも関係します。

　・バランスの重要性
　　トリム単体ではなく、ドレープカーテンなどと組み合わせて使用することが一般的です。
　　建築空間全体のデザインバランスを考慮する必要があります。

関連用語
　・ブレード（トリムの一種でテープ状の装飾）

　・フリンジ（ブレードの端に房がついた装飾）

　・マクラメ（幅広の装飾レースで、トリムとは区別される）

現場管理における重要性
　建設現場では、仕上げ工事の段階でインテリアデザインの要素を考慮することが求められます。
　特に内装仕上げの品質管理や、建物の美観向上において、トリムを含む装飾の適切な選定が重要となります。