ラティスは、主にガーデニングや建築の装飾として使用される木製フェンスの一種です。
一般的に、ベランダやウッドデッキを囲むために使われるほか、植物を這わせる支えとしても活用されます。
また、「ラティスフェンス」とも呼ばれることが多く、視覚的なデザイン性だけでなく、機能性も兼ね備えています。

ラティスは、板を格子状に組んだ構造が特徴で、目隠しや風よけ、さらには日除けとしても利用されます。
DIYの分野では人気が高く、固定タイプだけでなく、可動式タイプもあり、状況に応じて使い分けられる柔軟性を持っています。

特徴
　・格子状の構造
　　ラティスは、板を格子状に組むことで通気性を確保しつつ、軽量で丈夫なフェンスを作ることができます。

　・多用途性
　　植物を這わせる支柱として利用できるほか、目隠しや風よけ、さらには日除けとしても使えます。

　・デザイン性と実用性
　　見た目の美しさを兼ね備えており、ガーデニングの装飾要素としての役割も果たします。

　・DIYでの活用
　　自作が容易で、固定タイプだけでなく可動式タイプのラティスもあるため、用途に応じて選択できます。

現場監督として重要なポイント
　・設置場所と目的の確認
　　ラティスを設置する際は、**目的（目隠し、日除け、装飾など）**を明確にし、
　　設置場所の条件（強風が吹くエリアかどうかなど）を考慮する必要があります。

　・素材の選定
　　ラティスの素材は木製が一般的ですが、耐久性やメンテナンスを考慮して、
　　樹脂製や金属製のラティスを検討することも重要です。
　
　・固定方法の選択
　　ラティスを地面や壁に固定する場合、しっかりと固定する必要がありますが、
　　可動式タイプを使えば、必要に応じて移動や調整が可能です。

　・長期的なメンテナンス
　　木製のラティスを使用する場合、防腐処理や定期的な塗装を行うことで、耐久性を向上させることができます。

現場管理における重要性
　ラティスは、目隠しや装飾だけでなく、快適な空間を演出するために重要な役割を果たします。
　現場監督としては、設計段階での用途の明確化や適切な素材と設置方法の選定が求められます。
　また、設置後のメンテナンス計画も考慮することで、長期間にわたって快適で美しい空間を提供できます。

関連用語
　・目隠しフェンス:
　　視界を遮るために設置するフェンス。
　　ラティスの役割の一つとして利用される。

　・ルーバーフェンス:
　　板を斜めに配置して風通しを確保するフェンス。
　　ラティスの代替として使われることも。

　・DIY（Do It Yourself）:
　　自分で作業を行うこと。ラティスはDIYで作成・設置されることが多い。

　・日除け:
　　強い日差しを遮るための構造物や設置物。　
　　ラティスは日除けとしても機能します。