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鉛直荷重

重要度:未設定です
分類名:
追加日: 2024/1/18

「鉛直荷重」は、建物にかかる荷重のうち、地球の引力と同じ方向、つまり垂直な方向にかかるものを指します。
具体的な内訳としては、建物の自重(固定荷重)、積載荷重、積雪荷重などが挙げられます。
これらに対して、建物の横方向にかかる荷重は「水平荷重」と呼ばれ、地震力や風圧力がこれに該当します。
建物の自重である固定荷重は、木造では軽く、鉄骨造で中程度、鉄筋コンクリート造では非常に重くなります。
積載荷重は人や家具などが床にかかる荷重を指し、建築基準法により建物の用途ごとに定められています。
特に大きな荷重がかかる場合、例えばピアノや書庫、金庫などでは床補強が必要です。
積雪荷重は積雪によって建物にかかる荷重であり、建設地域によって設計数値が定められています。

関連用語:
 水平荷重: 建物の横方向にかかる荷重。主に地震力や風圧力がこれに分類される。

現場管理における重要性:
 鉛直荷重は建物の構造を理解し、安全性を確保する上で不可欠な要素です。
 特に地域ごとの気象条件や建物用途に応じて異なる荷重がかかるため、これらを正確に計算し、
 それに基づいた適切な構造設計が求められます。

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