ロータンク

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分類名:
追加日:
2024/1/16
ロータンクは、水洗トイレにおいて洗浄水を供給するための水槽で、一定量の水を貯めておく構造を持っています。
特徴的な点は、底部が便座と同じ程度の低い位置に配置されていることです。
これに対して、高い位置に設置されるタイプは「ハイタンク」と呼ばれます。
構造と種類:
手洗い付きタンク : 中央部に穴の空いたすり鉢状の蓋と吐水口があり、手洗いができる仕組みを持つものがあります。
手洗いなしタンク : 手洗い機能がないタイプも存在し、単純な洗浄水供給のための構造を備えています。
設置方法:
密結タイプ : タンクを直接便器に取り付ける方式であり、壁から突き出すことなくコンパクトな形状が特徴です。
隅付けタイプ : 壁のコーナー部に取り付ける方式で、空間効率を重視した設置が可能です。
タンクレス型 : 近年では、貯水槽が不要なタンクレス型も登場し、省スペースかつ環境に優しい選択肢となっています。
関連用語:
ハイタンク : ロータンクとは対照的に、高い位置に水槽が設置されたタイプの水洗トイレ。
便器 : トイレ本体で、人が排泄物を収容するために使用する部分。
洗浄水 : トイレの洗浄や汚れの流出に使用される水。
現場管理における重要性:
ロータンクの選定や取り付けは、トイレの機能や設置スペースに影響を与えるため、
建設プロジェクトにおいては計画段階から検討されるべき要素となります。
省スペースや利便性を重視する場合は、適切な設置方法やタイプの選択が求められます。
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