レイタンス

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分類名:
追加日:
2024/1/16
レイタンスは、主にコンクリートが打設された後に、セメントや砂などが原因で
表面に形成される薄膜状の泥状物質を指します。
この物質は通常、コンクリートの表面に付着し、強度が低いため、
コンクリートの打継ぎ面に残ると躯体が一体となりにくくなります。
特徴:
泥状の表面 : レイタンスはコンクリートの表面に泥状の薄膜を形成します。
これはセメントや砂がコンクリート表面に浮遊し、固まったものです。
強度低下の原因 : レイタンスは強度が低いため、コンクリートの表面に残ると、
躯体の一体性が損なわれる可能性があります。
特に建設物の耐久性や安定性を考える上で問題となります。
関連用語:
打継ぎ面 : コンクリートの施工において、異なる時期に打設されたコンクリート同士が接合する部分。
この面において、レイタンスの影響が懸念されます。
躯体 : 建物の骨組みとなる構造体。コンクリートなどが形成する建物の基本的な構造を指します。
重要ポイント:
定期的な清掃 : レイタンスの発生を防ぐためには、コンクリートが硬化する前に適切な清掃が必要です。
これにより余分なセメントや砂が表面に残りにくくなります。
施工管理の注意 : 施工時には、コンクリートの打設や表面処理において、
レイタンスの発生を最小限に抑える施工管理が重要です。
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