エア抜き弁

重要度:未設定です
分類名:
追加日:
2023/5/26
空気抜弁とは液体ラインに溜まる空気を自動的に排出するバルブです。
●給水・給湯、空調、各種機器での空気混入による騒音の防止
●初期通水時の空気排出による、スムーズな給水や各種機器・装置の立上げと安定運転。
●空気(酸素)による配管材・機器の腐食防止。
●空気混入による、ウォータハンマ・水栓での水はね防止。
2)どのような所に使うのか(用途)
●給水配管などの頂部や配管中で空気の溜まる場所。
●機器・装置・タンクなどの空気排出。
3)空気抜弁の作動
弁閉 弁開
空気抜弁は、ベンタイがフロートにつながった構造となっており、フロートは水に浮いています。
空気が流入して水位が下がると、フロートも下がって弁が開き、水圧により空気を外部に排出します。
空気の排出により水位が上昇すると、フロートも浮き上がり再び弁閉の状態に戻ります。
また、弁の入口側が負圧になると、空気抜弁内部の水位が下がりますので、弁が開いて空気を導入します。