警報用電線

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分類名:
追加日:
2023/5/25
「警報用ケーブル(AEケーブル)」と呼ばれるもの。
正式名称は「警報用ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル」、
ポリエチレンで絶縁され、ビニルシースの被膜を用いたケーブルという意味です。
この警報用ケーブルの役割は警報装置を鳴らすこと。
ですからスプリンクラーなど防火・鎮火設備に用いられる「耐火ケーブル(FPケーブル)」ほど高温に耐える必要はありません。
ですから、絶縁材も熱にそれほど強くはないポリエチレンが使われているのです。
現在、製造されている警報用ケーブルは、0.65mm、0.9mm、1.2mmの3種類。
耐火性に難があるものの、安価なポリエチレンで絶縁されているのでケーブルの単価が安いのが特徴です。
どれほど安いかというと、よく現場で使われる0.9mmのケーブルが2本シースに収まった「AE0.9-2C-200」ならば、
有名メーカーである「伸興電線」のもので3,800円程度。
ほぼ同仕様の物で耐火ケーブルならば、軽く1万円は越えてしまいます。