建て込みは、建築部材を水平ではなく縦に配置し、所定の位置に据え付ける作業を指します。
この手法は柱や型枠の設置時に用いられます。
水平な配置を行う場合は「敷き込み」という表現も使われることに注意が必要です。
また、鉄骨造などの骨組みを組み立てる行為も含まれることがあります。
木製建具を正確に設置する際にも、この言葉が使われることがありますが、
厳密には「吊り込み」と表現されることもあります。

特に、「型枠建て込み」とは、コンクリートを流し込む型枠を設置する行為を指します。
型枠の加工や設置位置の決定後に行われ、型枠同士を金具で固定しながら作業が進められます。
水平を保つため、水平器を使用することが一般的です。
鉄筋を施工してからコンクリートを流し込む前に行われるため、強度を高めるための重要な工程です。
また、電気設備を設置する場合、コンクリート打設前に配線を行う必要があるため、
電気工事業者との調整が必要となります。

関連用語
　敷き込み、吊り込み、型枠、コンクリート打設、鉄筋

建て込みは建築の基礎を作る上で重要な工程であり、正確な設置と調整が必要です。

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